InftyEditor

Inftyエディタとは

主な特徴
1.驚くほど簡単に数式を作成・入力することができます
2.数式、文字、画像の混在文書の作成・編集
3.汎用性のある出力形式をサポート:
LaTeX、HTML、XHTML(MathML)、PDF、Word 等)

InftyEditorのロゴ InftyEditor は、数式や図を含む理数系教材科学技術文書(論文、レポートなど)を 作成するための専用エディタです。思考を妨げるような面倒な操作を排除し、 入力支援機能を充実させたことにより、誰でもが簡単に数式を含む文書を作成することができます。

最大の特徴は、キーボードのホームポジションから手を離すことなく、 スムーズに様々な数式を入力出来てしまうところにあります。

数式特有の記号や構文、添え字などの入力も、キーボード操作による コマンド入力方式で入力できます。

また、強力なオンラインヘルプ機能がありますので、 コマンドは殆ど覚える必要はなく、使うに連れて自然に覚えられるように工夫されています。 コマンド体系は LaTeX に準拠していますので、LaTeX 練習ソフトとして使うことも可能です。

勿論、マウス操作によるショートカットメニューからの選択入力方式も 併用できますので、コマンド入力を使わずに、種々の数式を入力することも可能です。

数学テキストに欠かせない、図や表、グラフなどは画像として 挿入することができます。文字の回りこみや並列なども選ぶことができます。
ページレイアウトは2段組に対応しています。問題を左の段、解答を右の段に入力するといった 活用が可能です。

作成した文書は、本エディタに付属の印刷機能により、 画面で見たとおりに印刷できるほか、HTMLファイルで出力して ホームページ貼り付けたりすることもできます。(この場合、数式は画像か、MathMLになります。)

LaTeX ソースファイルの形で保存して、TeXによる高度な印刷を 楽しむこともできます。LaTeX ユーザー の方にも、手軽に活用していただけるように、 プリアンブルの選択・自動生成など、LaTeX 設定項目を用意しています。
高度なLaTeX マクロコマンドなども自由に書き込むことができますのでLaTeX のエキスパート にとっても使いやすいものになっています。

LaTeXやHTMLの他にPDFファイルへの出力も可能です。
最新版のLaTeXが インストールされていれば、ツールボタンひとつでTeX出力からプレビューが表示され、 更にPDFファイル作成ボタンを押せば、プレビューとまったく同じ体裁でPDFファイルが生成されます。
Acrobat Distillerは必要ありません。TeXに含まれているフリーソフトだけを用いて、 画像を含む文書がPDFファイルに変換されます。
数式を使わないユーザーにとっても、大変便利な機能です。

Infty Editorは、理系分野の授業で使う教材や 学生のレポート作成から本格的な数学や科学技術分野の論文 の執筆まで、数式文書に関わる多様な用途に対応しています。

■ダウンロード

・InftyEditor Version 3.31b (2023年7月31日版) 【Windows版のみ】

数式、文字、画像が混在する文書を、簡単に作成・編集することができます。
用紙設定、段組、文字装飾、文字配置、ヘッダー作成など、文書編集上、必要不可欠な機能を備えています。
数学プリントの作成から本格的な数学論文の執筆まで、幅広い用途にご活用いただけます。

(!) Ver.3.05から、Microsoft Word へのエクスポート機能が搭載されました。InftyEditor で作成した文書を数式や図も含めて、 MS Word で表示、編集、印刷などが出来ます。(正式版のみ)

Infty数式エディタの最新版を下記よりダウンロードすることができます。
(試用期間は30日間です。お気にめされた方はライセンスキーをご購入ください。)

正式版

Version 3.31b (zip圧縮約19MB) --- (2023.7.31版)

学生版(フリー)

Version 3.31b_Student (zip圧縮.約18MB) --- (2023.7.31版)

学生版は、LaTeX ソース編集専用のフリーソフト版です。(Word への変換は出来ません)
強力なオンラインヘルプと数式のVisualな編集機能によって、非常に簡単にLaTeX文書を書くことができます。
LaTeX の練習用ソフトウェアーとしても使えます。
LaTeX のインストールについてはこちらを参照下さい。
(学生版はユーザーサポートの対象外とさせて頂きますのでご了解下さい。バグレポートは歓迎します。出来る限り、次のバージョンで対応させて頂きます。)

価格とライセンスの購入方法


InftyEditorの機能と使い方 

1. 驚くほど簡単に数式を作成・入力することができます

数式特有の記号や構文、添え字などの入力は、 キーボード操作によるコマンド入力方式とマウス操作によるショートカットメニューからの 選択入力方式を併用できます。

[数式入力例]

この他にも様々な数式が、\fracや\intの部分を変えることで同様の手順で簡単に入力できます。
詳しい操作方法については、InftyEditorのマニュアルに書いてあります。

■キーボードからのコマンド入力

コマンド使用例

■マウス操作でショートカットメニューから数学記号を選択入力

入力使用例  

2. 複雑な数式にも対応

複雑な数式が混在した文章も、簡単、且つスピーティに編集できます。

編集使用例

3. 数式、文字、画像の混在文書の作成・編集

数式、文字、画像が混在する文書を、簡単に作成・編集することができます。
用紙設定、段組、文字装飾、文字配置、ヘッダー作成など、文書編集上、 必要不可欠な機能を備えています。
数学プリントの作成から本格的な数学論文の執筆まで、幅広い用途にご活用いただけます。

具体例は → こちらをご覧下さい

4. 汎用性のある出力形式をサポート
  LaTeX、HTML、Word, MathML、Word、PDF など

Infty Editorのエクスポート機能を使って文書データをHTML形式で出力すれば、 これまでのようにイメージファイルに変換しなくても、そのまま数式をホームページに掲載することが できます。

Infty Editorのエクスポート機能を使って文書データをXML(MathML)形式で 出力すれば、数式のデータベース化やWeb対応といった将来の拡張利用をサポートします。

最新版のLaTeXがインストールされていれば、ツールボタンひとつでTeX出力からプレビューが表示され、 更にPDFファイル作成ボタンを押せば、プレビューとまったく同じ体裁でPDFファイルが生成されます。
Acrobat Distillerは必要ありません。TeXに含まれているフリーソフトだけを用いて、 画像を含む文書がPDFファイルに変換されます。

Infty Editorの高度なTeX連携機能はTeXユーザーの方にも ご満足いただけます。

ここで述べた LaTeX 関連の機能を用いるためには、最新版の LaTeX がインストールされている必要があります。 InftyEditor で必要な機能をすべて含んだ LaTeX パッケージの インストーラInftyProject から 配布されています(フリー)。こちらも参照下さい。

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